ZBrush的な機能 [modo]
modoの次期バージョンである201の広告ページには、普通のポリゴン編集では作るのが難しそうなモデルのサンプルイメージがあります。
http://www.mars-inc.net/modo201/img/angry_man.jpg
また、説明欄にも「メッシュ上に有機的なタッチを直接スケッチしたり、複製オブジェクトを正確に配置するなど、必要となる様々なツールを全てご用意しています」などと書かれていて、これはもしやZBrushのような機能が搭載されているのでは?!と期待しているわけですが、実際のところどうなんでしょう?ってことで開発元であるLuxologyのBradさんに聞いてみたところ、次のような回答がありました。
「201 はZBrushと全く同じようなことはできません。でも、従来のモデリングツールと最終レンダリングのためにディスプレイスメントをペイントをすることにより、同等の簡単な効果(the same basic results)を得られます。まあ、ZBrushのようにリアルタイムには結果を見られませんが。modoの優位な点というのは、全てがとてもうまくインテグレート(統合)されている点です。」
リアルタイムに複雑な表情を作っていくのはZBrushの最大の特徴であり、セールスポイントなので、そう簡単に取り込める機能ではないってことでしょうかね?少し残念ではありますが、ディスプレイスメントには期待大です。最新のデモ画像にもディスプレイスメントが使われているようです。(コンクリートの壁のような画像です)
http://forums.luxology.com/discussion/topic.aspx?id=5028
ディスプレイスメントといえば、私はテクスチャイリュージョンを書かれている早野さんが印象的です。ご自身の作品で、実に有効に使っていらっしゃいますね。もちろん、ソフトの機能だけではなくて、卓越した画力があるからこそ素晴らしい作品になっているわけですが。modoのディスプレイスメントにも期待です。
コメント 0