Maskその1 [modo]
ようやく少し時間ができて、modoのチュートリアルをちくちくと勉強してます。そして今頃になってmodo独自の概念にして、とても高機能である「Mask」について基本的なことが良くわかりました。一般的にはMaskは切り抜きのためのものという認識だと思いますが、modoにおけるMaskとは「入れ物」のように考えられています。この辺りが今までのMaskという言葉に対する考え方や、LightWaveとは全く異なるため、最初は良くわかりませんでしたが、チュートリアルを聞いてようやく理解できました。
Maskには色々な作り方や種類があり、その違いにより色々な使い方ができます。では実例を見ながら説明。。。
modoで新しくファイルを作ると、Shader Treeはこんな感じになってます。PhotoshopのLayer感覚なのでわかりやすいです。目アイコンをオンオフすれば、Photoshopと同様にそのLayerの影響をオンオフできます。
で、ティーポットの注ぎ口に赤色のMaterialを割り当てると。。。
Shader TreeにはMaterialに割り当てた"Teapot_Spout"という名前が表れます。これが"Mask"です。Maskの中にはMaterialが入っています。スクリーンショットでは省略していますが、MaterialをShader Tree上で選ぶと、その下にはLWのSurface Editorのようなパラメータが表示され、Color、Bump、Specularなどといったものを調整できます。
この段階で、注ぎ口以外の部分はMaskが割り当てられていません。Maskが割り当てられていない部分のMaterialは、Base Material(最初からあるMaterial)によってコントロールされます。
LWでは、選択したPolygonにMaterialを割り当てると、そのPolygonには1つのMaterialしか割り当てができませんでした(私の情報は7.5とお考えください。最新版では違うかもです。)。modoでは同一のPolygonを異なるMaskで共有したり、同一Poly上の複数のMaskを混ぜたりできます。
概念が非常にうまく整理されているので、最初に覚えてしまえば簡単な操作でかなり柔軟に複雑なこともできます。とりあえず今日はここまで。。。
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