VectorDesigner [CG/VFX]
EPSデータといえば、AdobeのIllustratorですが、個人で買うにはあまりにも高いです。趣味でガシガシとイラスト描いたりされるような、セミプロっぽい人には必須かもしれませんが、CGのテクスチャ作成や、フリーのベクターデータを開くぐらいの私にとっては、どうにも高すぎ。PhotoshopやPremiereに廉価版があるのに、イラレにはないし、、、
フリーや安価なドローソフトは数多いので、私の場合はそれで良し。ということで、幾つか探してみたんですが、、、ない。なーい!!epsを開けるソフトがないのです。フリーのinkscapeや、安価だけど高機能なlineformなど、10本ほどのソフトを試したものの、結果は同じ。
どのソフトも、読み込めたとしても、ビットマップのような扱いになってしまい、ベクターとして認識してくれないか、aiとsvg形式は読み込めるがepsは受け付けないかのいずれかでした。単独のソフトしては、直感的で扱いやすく、しかも安価というものがありましたが、eps読み込みだけはクリアできません。Adobeが何か公開していないものがあるのかどうかわかりませんが、メジャーなソフトをこれだけ探しても駄目ということは、おそらく難しいことなのでは無いかと。
半ばあきらめていたのですが、それでもしつこく色々なソフトをDLして、試していたところ、ついに見つかりました!!TweakerSoft社のVectorDesignerが、私の希望をかなえてくれました!しつこく探した甲斐があったっちゅーもんです(^_^ このソフト、iPhoneユーザーには有名なAround Meを作っている会社が開発元のようです。
単にepsが開けるというだけでなく、ドローソフトとしてもかなり秀逸な印象を受けました。幾つか試した中では、lineformの使い勝手やデザイン(見た目)もかなり良さそうでしたが、epsのインポートが現段階ではできないことが残念でした。
VectorDesignerは、見た目のデザインも良く、直感的に扱えました。Illustrator(に限らずAdobeのソフト全般に共通することかもですが)は、バージョンアップを繰り返して高機能化したものの、メニューが増えすぎて直感的な操作がしにくくなっているところがあるように思います。その点、VectorDesignerは、基本図形、テキスト、ベジェ曲線、グループ化など、使用頻度の高そうな機能を厳選してアイコン化するなど、無駄なものをそぎ落として、シンプルで直感的な操作を可能にしているように感じます。矢印の大きさや線の太さをスライダーで調整できる等、多くの人がドローソフトでやりたいことが、うまくまとめられた感じです。
ビデオチュートリアルがあらかじめ用意されているので、すぐにある程度のところまでは使いこなせそうです。後発のソフトということで、他社のソフトウェアを非常に良く研究して開発されているんじゃないでしょうか。気になる価格も、日本円で7,300円程度とかなりリーズナブルです。
すぐにポチッとしました(^_^
追記:
aiファイルのインポートは、今のところはできないようですが、これはフリーのinkscapeがサポートしているので、必要なときにはこちらを使えばOKだと思います。
2009-05-10 16:43
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